ここは前回の続きで、狐のモノローグ。王子さまに飼い慣らし方(絆の作り方)をレクチャーしているところ。

時制など:
狐のセリフで単純未来のところは、だいたい命令(願望)

1.現在形 真理(狐のセリフ)、単純過去(ト書き)
ここから5まで狐のセリフ
2.単純未来 
3.単純未来 
4.現在形 真理=言葉は誤解のもとだ。
5.単純未来 

6.接続法半過去(条件法現在の代わり?)(狐のセリフ)?、単純過去(ト書き) 条件法のところは、難しいことかもしれないけどしてほしい、という気持ちかな。
ここから最後まで狐のセリフ
7.Si 現在形、単純未来 
8.Plus 単純未来、plus 単純未来 時間がたてばたつほど楽しみ。ここは予測かな。
9.単純未来:単純未来 4時になったら?。ここも予測、願望かな。
10.Mais si 現在形、単純未来 ... 現在形 未来形のところは予測、現在形のところは真理。

全体的に、狐は王子さまにしてほしいことを言っているので、命令で、ところどころ、狐の思う真実を語っている。

ここは、文法編でふれられていたので、思ったより訳しやすかったけど、heure m'habiller le cœur... をどう訳そうかちょっと考えた。...は何かを省略しているわけだから、その前の文のdécouvrira le prix du bonheure! を受けて、「本当の幸せを感じる時」にしておいた。

この狐は前回では、詩人だったが、ここでは古の中国の哲学者である。狐による絆の作り方のポイントは二つあり、

1.時間をかけて関係を築く(毎日、ゆっくり少しずつ)。
2.絆を作る時刻を決めておく。

クリスマスや正月も待っているときが楽しいものだ(特に子どもは)。いつでもクリスマスだと、もうクリスマスは楽しいひとときじゃなくなる。クリスマスとよい関係を作るためには、毎日時間を決めて少しずつ、準備をしていくということだ。

この二つのポイントにもう一つ付け加えるとすれば、主体的に絆を作るということだろうか。人にあれこれ言われて、クリスマスの準備をするのは、たとえ、毎晩夜の7時半から8時と決めてあっても、それはもう楽しみではなく、負担以外の何物でもない。

これは、もちろん語学も同じ。

・・・・・2012年2月29日に書いた記事です・・・・・