サン=ナゼールの造船所が巨大客船の発注を受けたニュースについて読みました。

クルーズ船


元記事 → La construction d'un paquebot expliquée aux enfants | 1jour1actu - Les clés de l'actualité junior 8 janvier 2013

C’est quoi, ce gigantesque paquebot ?
この大きな客船は何ですか?

この客船は「海のオアシス」という名前で、世界で最も大きなクルーズ船の一つです。本当の浮かぶ街です。このタイプの船が現在二つあります。三つ目の「オアシス」の建設が Saint-Nazaire ン=ナゼールの造船所に委ねられました。歴史的な注文であり、この街の経済にとってもとてもよいニュースです。




なぜこれがきょうの話題なのでしょうか?
サン=ナゼールの造船所で最も大きな客船の建設がなされるからです。これはこのフランスの企業にとってはとてもいい知らせです。というのも2年以上、あまり注文がなかったのです。この巨大な客船の建設費は10億円に登る見込みです。

きょうのできごと
この巨大客船はどんなものになるのでしょうか?
この未来の巨大客船は長さ361メートルでサッカー場四つと同じぐらいで、幅は最大のところで66メートルになります。テニスコートが八つ並んでいるさまを想像してください。

水面下では76メートルの深さになり、水上では28回建ての建物になります。2700の客室があり、乗客6360人を含む8460人を収容可能です。想像しやすいように言いますと、タイタニックは2500人の乗客を運べました。

この「オアシス」は豪華客船です。中は、客室に加えて、レストランがいくつかとたくさんの店舗、そして昼はプール、夜は劇場になる階段上の客席をもつ劇場、大きな庭、ロッククライミングできる壁、スケート場、ミニチュアゴルフ場、バスケットコート、サーフィンのシュミレーター、ジップライニング施設などありとあらゆる娯楽施設を備えています。

建設にどのぐらいの時間がかかりますか?
明らかに、このような船の建設には時間がたくさんかかります。3年間、1000万時間以上です。この建設には6000人以上がかかわります。2100人はサン=ナゼールの従業員で、4000人は下請け業者の従業員です。下請け業者とは造船会社が受けた仕事の一部をしてもらうために頼んだ業者です。たとえば、船の内装や整備をします。

この客船の建設は2013年の9月に始まり、2016年に終わる予定です。

なぜこれがよいニュースなのですか?
たぶんあなたは、ノルマンディー、フランス、クイーン・メアリー2という船の名前を聞いたことがあるでしょう。サン=ナゼールが1930年代に製造した船です。

しかしこの2年、造船の受注がなく、従業員や下請け業者までもが失業することがありました。幸いこの「オアシス」の建設は彼らを失業から救います。また、サン=ナゼール地域の経済と商業を立て直すことが大いに見込まれます。

最後に、フィンランドの同業者と競って、サン=ナゼールが選ばれたことは、フランスの造船業がいまだ力のあるものだと証明しました。


■きょうの単語 paquebot 大型客船
「小包を運搬する船」という意味の英語« packet-boat »から来た男性名詞。

昔のpaquebotはとても大きい船で、郵便物と乗客を運搬しました。アトランティックオーシャンを航行する定期船はトランスアトランティックと呼ばれます。

最初のpaquebotは19世紀に作られました。タイタニック、フランス、クイーン・メアリーが有名です。

現在はpaquebotは特にクルージングなどの観光に使われることが多いです。


※単語メモ
chantier 建設現場
confier 委ねる
en plus de ~に加えて
mur d’escalade ロッククライミングする壁
patinoire スケート場
tyrolienne ジップライニング
こういうの↓
ジップライニング

sous-traitant 下請け業者 
aménagement 整備
performante 競争力のある、強力な



■サン=ナゼールはフランスの北西部にあり、大西洋に面している。漁業と造船業の街。


■関連ニュース
La saga des chantiers navals de Saint-Nazaire 1分30秒




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