トゥールーズのカピトール広場で行われた追悼式の記事を読みました。2012年3月の記事です。

キャンドル


Hommage aux victimes expliqué aux enfants1jour1actu – Les clés de l'actualité junior 26 mars 2012

Hommages aux victimes de Montauban et de Toulouse
モントーバンとトゥールーズの犠牲者への追悼


23日の金曜日、トゥールーズのカピトール広場(la place du Capitole à Toulouse)に大勢の人が集まり、モントーバンとトゥールーズで殺された7名の追悼が行われました。

なぜこれがきょうの話題なのでしょうか?

それは、トゥールーズでの悲劇がフランス中の人に衝撃を与え、金曜に追悼式が行われたからです。25日の日曜の夕方5時に、「テロ、過激主義、憎しみ」に抗議する無言の行進がトゥールーズとパリで予定されています。

金曜日の集まりでは、フランス語、アラビア語、ヘブライ語、オック語などいろいろな国の言葉で、<共に生きよう;平等、多様性、尊厳 « Vivre ensemble : égalité, pluralité, dignité »と書かれた横断幕が見られました。この集まりは犠牲者の家族や友達を支えるためだけではなく、この4日間に何が起きたのか、語り合うためのものでもありました。

というのも、ユダヤ系の学校の前で、男性と3人の子どもが射殺された月曜日以来、トゥールーズは以前のトゥールーズではなくなっていました。それはまるで、時間が止まったかのようでした。まず、警察の捜査によって時間が止まり、次は犯人の逮捕によって止まったのです。

街は、テレビ中継で見られたような、大勢の警察官で騒然とした雰囲気ではなく、ある種の不安に包まれたたたずまいを見せていました。火曜日の11時には学校で黙祷が行われました。

遠足は中止され、生徒は先生たちと話をしました。外出を控え、家にいた人もいますが、いつも通りに暮らそうとしていた人もいました。

警察が犯人であるモハメッド・メラの居場所をつきとめてから、街中にほっとした空気が漂いました。

木曜の朝、犯人は警察に抵抗して射殺されました。犯人は自分のイスラム教への信仰からこのようなことをしました。フランスのイスラム教徒は、この残虐な行いを非難しており、イスラム教は平和的なものであり今回の件とはまったく関係ないと表明しています。

金曜日の追悼はこの点でとても重要でした。トゥールーズの人々は、イスラム教徒、ユダヤ教徒、キリスト教徒、無宗教の人問わず、すべての人の友愛を確かめるために集まったのです。ですから横断幕に「共に生きよう」と書かれていたのです。

日曜日に、トゥールーズのジョリモントの高原から悲劇のあった学校まで、「テロ、過激主義、憎しみ」に抗議する無言の行進をすることが予定されています。人々は、被害者の家族をささえるために、花やメッセージカードを贈ります。



◆きょうの用語

l’hébreu  ヘブライ語 イスラエルで話されている言葉

l’occitan オック語  フランス南部、とくにトゥールーズ地方で使われる方言。

la fraternité 友愛 お互いに仲良くすること

un pacifiste 平和主義者 = un non-violent



◆きょうの単語

hommage 敬意、尊敬

この単語は « homme » から来ています。

中世では hommage は臣下と領主のあいだの忠誠を示すための式で、誓いの言葉が取り交わされました。現在では、hommage は贈り物、行進、その他の行動をすることによって、ある人(人々)への尊敬の気持ちなどを表すことです。



◆関連ニュース

Toulouse rend hommage aux victimes de Mohammed Merah

1分37秒





・・・・・2012年3月25日に書いた記事です・・・・・




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