第7章を読んだ。 星の王子さまが怒りに打ち震えたあと、すすり泣く章。きょうは21ページの8行目まで。

Le Petit Prince


単語が難しかったので、意味をとるのに2度ほど繰り返して読んだ。長いので、全訳ではなくだいたいの訳を書いておく。

出会って五日目。飛行士は、羊が発端で、謎の星の王子さまのことがまた少しわかった。突然、王子さまがこんな質問をした。

「羊って、小さな木を食べるなら、花も食べるかな? 見たもの何でも食べるの? とげのある花でも食べるの?」

「ああ、とげのある花だって食べるさ。」

「じゃあ、とげはいったい何のためにあるの?」

飛行士は、こわれたエンジンのきついボルトをはずすのに必死だったので、こんな質問の相手をしてる心境ではなかった。なにしろ、水は残り少なくなってきており、生死がかかっている。

「ねえ、とげは何のためにあるの?」

王子さまは、一度始めた質問は答えを得るまで問い続ける。いらいらしていた飛行士は

「とげ?そんなのは何の役にもたっていない。たんに、花がいじわるしているだけなんだ」

「え?」王子さまはしばし黙った。だが、そのあと、きつい調子で

「違うよ。花ってのはすごく弱い生き物なんだ。何か身を守るものが必要なんだ。とげがあれば安心できるんだ。」

飛行士は、何も言わなかった。その時、もしこのボルトがはずれなければ、marteau でひったたいてやる、などと思っていたからだ。しかし、王子さまが、そんな彼の思考をさえぎった。

「きみも、そう思ってるの、花が・・・」

「ああ、もう、違う、違う! そんなこと思っていない。でたらめを言ったんだ。すごく大事なこと(choses sérieuses)やっていたからね。」

王子さまは驚いて飛行士を見た。

「大事なことだって!!」

王子さまは、飛行士の手の中の marteau を見た。機械油で汚れた指の上の marteau は、とても醜くく見えた。

「きみは大人みたいな話し方をするんだね!」

その言葉をきいて、飛行士は少し恥かしかった。王子さまは容赦なく続けた。

「きみは、勘違いしている。すべてのことをまぜこぜにしている。」

王子さまは、本当に怒って、金髪を振り乱していた。

「まっかな顔のおじさんが住んでいる星を知っているんだ。花も星も愛でないで、人も愛さない。やることといったら、足し算ばかりなんだ。おれは真面目な男なんだ(un homme sérieux)、って言っていばってた。でもね、その人は人間なんかじゃない。きのこ野郎だ。」

「・・・え、なに野郎?」

「きのこ野郎」

王子さまは、怒りで蒼白だった。



※sérieux はすべて「真面目な」にしておいたほうがいいのだろうか。でもここでボルトをはずしているのは真面目な仕事というより、大事な仕事といったほうが日本語的にはふさわしいと思うので、こうしておいた。フランス語の単語がカバーする意味の範疇と日本語のそれが違うから、訳す時はこういうところが難しい。読んでるときは、そんなこと気にしないでどんどん読んでいけるのだけど。

**きょうのところで辞書でしらべた単語

boulon ボルト

soucieux 気がかりな

confondre ~を混同する


・・・・・2012年3月25日に書いた記事です・・・・・



☆2013/01/31 去年の3月にはまだconfondreという単語を知らなかったらしい。話は変わるけど、今「星の王子さま」の本の表紙の画像をとりに行ったら、アマゾンで星の王子さまのマグを売ってるのを発見した。ちょっと前にはなかったと思う。ちなみにドイツ製。

こんなの

ドイツ・コーニッツ ★星の王子様★My little prince マグ111 032 1360


青いマグはたぶん飲み物がおいしくないよね(参考⇒ホットチョコレートを飲むのに最適なカップの色は?)と、見ていたら、ピンクもありました。これはバオバブ? 容量420mlとたっぷりサイズ。




そしてさらに色々見ていたら、同じメーカーでこんなのを発見。



カワ(・∀・)イイ!!