許可 permission


許可を求めるより許しを請うほうが簡単だ。

Il est plus facile de demander pardon que la permission.

庭の花

permission 許可、許し
demander[obtenir]la permission de sortir 外出の許可を求める[得る]

pardon 許し
demander pardon 許しをこう
J'ai demandé pardon à Sylvie d'avoir été en retard. 私はシルヴィーに遅れたことをあやまった。
Je demande pardon aux enfants d'avoir dédié ce livre à une grande personne. 「星の王子さま」献辞より

この例文は比較です。

辞書の例文を見ても、permission (女性名詞)には冠詞がついていますが、pardon (男性名詞)には冠詞がありません。permission はひとつひとつ許可証でももらうように、許可をとり、pardon は具体的な形のない、許し、といった感じだと思います。

この例文の場合は、許可証もらうより、ちょっと頼みこむほうが簡単だ、という感じかもしれないです。

「許しをこう」なんていかにも固い表現ですが、フランス語ではdemander pardonはもっと気軽な感じでしょうね(たぶん)。

とにかく、抽象名詞がたくさん出てくるので、直訳をしていると、すべてが哲学書のような雰囲気になってしまいます。


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さて、あなたは誰かに許しをこうた、などという経験がありますか?

「許してください」とお願いして許してもらったことが。

私はあやまったことは何度もありますが、あんまり「許して」とは言った覚えがありません。冗談まじりの軽い「許して」は別ですが。

今つらつら考えてみるに、あやまるべきだったのに、あやまらなかったことが二件ほどあります。そういうのは、いつまでたっても覚えていますね。

両方とも20年以上前のことですが。

反対に、自分が許す側になったときは、さっさと許さないと、これまた、ずっと心の中のどこかに許せない気持ちがすくってしまい、だんだん重しのようになっていきます。

もう10年以上前になりますでしょうか?

こんな本がベストセラーになりました。

ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

アマゾンマーケットプレイスで1円から⇒ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)

この本はガラクタを理解し、どれがガラクタか判別し、捨て去る指南書です。

風水とあるけど、あまり風水のあれこれは出て来ません(少なくとも私は覚えてません)。

私も一時期毎日読んでいました。

例によってお風呂で読んでいたらぼろぼろになったので、文庫本は処分し、オリジナルのペーパーバックを買い直しました。

Clear Your Clutter with Feng Shui


著者のカレン・キングストンという人は英国出身の方です。

この本に、いろんなガラクタが紹介されているのですが、22章ある本の最後のほうの、20章で感情的なガラクタとして、この「人を許せない気持ち」が出てきます。

grievances のところです。

Clear your clutter with Feng Shui

grievance は 不当行為に対する憤り、立腹、不平、不満、苦情etc

誰かに不当に扱われて、それをうらんでいるのなら、それを許し、過去のものとしなければなりません。

この、人をうらんでいる気持ち、正当に扱われなかったという悔しさ、そういう感情を捨て去るのです。

このような人を許せない気持ちというものはかなり強力です。不満をいつまでもかかえていると病気になる可能性もあります。

復讐劇などを起こすのもこの気持ゆえです。

でも復讐を果たしたところで、気分が晴れやかになるのでしょうか?それはまた新たな悲劇を生み出すだけです。

・・・とまあ、頭では理解できますが、この「人を許す」というのはなかなか難しいものです。

不当に扱われたといってもいろんな度合いがありますし。中にはずいぶんひどい目にあわされた場合もあるでしょう。

ただ、私はなるべく許すようにしています。許さずにいつまでもうらんでいるということは、自分の人生をまだその相手に支配させているのと同じことだからです。

英語でいうならば、Let it go, and move on! (それは終わりにして、次に行こう!)です。

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