肥満の話題です。10月18日の記事を読みました。

http://1jour1actu.com/france/dossier-%C2%AB-bien-manger-%...

フランスでは6人に一人の割合で肥満児がいると書いてあります。けっこう多いですね。ちょっと太ってるぐらいでは「肥満」とは言われませんから。2010年から政府が、肥満解消の政策を取り始めたそうで、10月17日から23日までla Semaine du goût(栄養週間、という訳でいいのか?)だったそうです。肥満の原因や対策をひろく人々に知らしめ、治療を促すようなことをするわけですね。もし肥満になってしまったら、できるだけ早く治療を受けるのがよいのは、ほかの病気と一緒です。

肥満の原因は言うまでもなく、食べ過ぎと運動不足。人によっては遺伝的要素もあります。べつに量を食べなくても、高カロリーで栄養のないものや、糖分の多いものばかり食べていれば、肥満にむかっていきます。肥満の結果、さまざまな病気を併発するのですが、特に糖尿病になったり、心臓に負担がかかります。

この記事は育ちざかりの子ども対象なので、食事を抜いたりせず、栄養のあるものを適度に食べ、運動をしましょう、と締めくくっています。

フランスは農業大国ですから、野菜やフルーツ、乳製品をたくさんとる比較的ヘルシーな食生活を想像していましたが、子どもが、ジャンクフードを取る問題は北米と同じかもしれないです。また、パソコン及びインターネットの普及で、外で走りまわって遊ばず、家でゲームをする時間も増えていると思います。

北米ではもっと前から子どもの肥満が取りざたされており、学食のメニューをヘルシーにしたり、学内にある自販機でポトとチップスなどのスナック菓子を販売しないようにしたり、体育の時間を増やしたり、資金集めのためのベークセールをやめてみたりしてます。アメリカの場合、ジャンクフードの食べ過ぎと車社会への大きな依存が原因でしょうね。油脂や、糖分、塩分たっぷりのジャンクフードや炭酸飲料を大量にとってますので。

私も粗食を心がけていますが、べつにお腹が空いていないのに、なんとなくお菓子を食べてしまったりします。食習慣を改めるのは難しいと感じているところです。


◆きょうの単語
obésité 肥満

・・・・・2011年12月5日に書いた記事です・・・・・


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