読解編第九回のビデオが届いたので見た。そのあと音読した。きょうは感想のみ軽く書いておく。

冒頭、また、辞書なしで本を読む習慣をつけるように言われた。訳文を書かねばならない「星の王子さま」の課題は別にして、ふつうの本を読むとき、私は辞書使っていない。というより、多読メソッドを参考に本を読んでいるので、はじめて読む文章は絶対辞書を使わない。ただ、力の限り類推しているかというとそうでもない。多読メソッドはわからないところはどんどん飛ばせ、というものだからだ。

文章を読んでいると、一度読んだだけではわからない文も、二度、三度読んでいるうちにわかってくるものがある。これは類推を働かせているというより、読んでる内容が意味と結びつくのに時間がかかっているという気がする。1jour1actu!の文章は繰り返し読むこともあるが、本を読んでるときはこれもしない。「わからない」という状態に慣れているので、べつにいごこちも悪くないのだが、いいのだろうか。


文章を読むときの呼吸:比較
何と何を比較しているのか(比較の対象)、何をくらべているのか(比較の基準)を見極めることが大切。

形を見ぬくための知識:類似、比喩
これらは説得の論拠を高めるためのレトリックだから、作者が何を伝えたいのか見極めることが大切。


たまたま、年末からお正月にかけて福島でセシウムの測定値が上昇したので、それについて調べつつ、去年の春の、政府のセシウム他の測定値の発表のわかりにくさ、嘘っぽさ、単位をつぎつぎ替えたり、レントゲン検査と比べるなどのレトリックについて考えていた。だから、今回の、比較、類似、比喩というレトリックの本質を見極めることの大切さは身にしみる。

レトリックを使う理由はさまざま。嘘みたいだけど本当だから本当に聞こえるようにしたいときもあるだろうし、嘘を本当のように言いたい時もあるだろう。へたなレトリックを使うとかえって嘘がばれてしまうこともある。


飛行士は、自分の絵は「星の王子さま」のすばらしさを全く伝えていない、と言っている。昔は、変な絵だと思っていたけど、見慣れたせいか、よく表紙になってる緑色のつなぎみたいなのを来てる星の王子さまはなかなか可愛いと思う。


・・・・・2012年1月14日に書いた記事です・・・・・



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