これはアンモナイトです。アカシカ人の骨ではありません。

元記事 → La découverte des fossiles expliquée aux enfants | 1jour1actu - Les clés de l'actualité junior 23 mars 2012
Découverte : c’est qui cet homme ?
発見:この人は誰?
この写真の人は、11,000年前に、生息していたと思われます。中国の遺跡でその痕跡が見つかったのです。この発見が特記すべきである理由を説明します。
それは、この人類の頭蓋骨や骨を再構成し、分析した結果、人類の新しい祖先ではないかとが思われているからです。
中国の南部にある、赤鹿洞窟(la grotte du Cerf rouge)で頭蓋骨や、歯など興味深い化石が発見されました。専門家によると、この骨は、14,500~11,500年前ぐらいに地球上に生息していた人類のものではないかということです。この人類は、「赤鹿人」と名付けられました。
なぜこの人類が新しい祖先なのでしょうか?
それは洞窟で発見した化石を再構成し、分析した結果、専門家は、これまで人類の祖先であるとされていたものとは違う頭を三つ発見したからです。
特徴は、つきでた頭部にある眉毛、幅の広い頬骨、ほとんどあごがないところです。写真を参考にしてください。
この発見は何を意味するのでしょうか?
人類の祖先だと思われていた人類とはべつの種類の新しい祖先がいたかもしれないことを意味します。古人類学者は、これまで私達の祖先は、200,000万年前に生息していた「ホモ・サピエンス」と呼ばれる人類だとしてきました。2003年には、フロレス人と呼ばれる、背丈が1メートルぐらいしかない人類の化石がいくつかの洞窟で発見されています。
アカシカ人は、たぶん現生人類の祖先として研究されるべき三番目の人類でしょう。発掘された化石を細かく調べることによって、専門家は、この人類がどんなふうに暮らし、どこに住んだのか、だれと接触があり、どうやって繁殖したのかつきとめたいと思っています。アジア人の祖先を調べるためのプロジェクトが開始されます。
◆きょうの用語
paléoanthropologue 古人類学者
◆きょうの単語
fossile 化石
・・・・・2012年3月26日に書いた記事です・・・・・