
きょうのフランス語は emprunter 借りる です。
記事の後半では、結婚式に身につけると縁起のよい Something Four (サムシングフォー 4つの何か)とその象徴するものをご紹介します。
例文:何か古いもの、何か新しいもの、何か借りたもの、何か青いもの
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emprunter à ~から借りる
J'ai emprunté un livre à un ami.
私は友人から本を1冊借りた。
名詞形はemprunt 借りること、借り物、借金 これは公債という意味もあります。
関連⇒フランス語の投資・金融用語プチリスト
反対語は prêter です。
使用例
※YouTubeで見る方はこちらから⇒Dialogue 64 - English French Anglais Français - Borrow the car - Emprunter la voiture
これ人口音声ですよね?
なかなかうまくできています。
●花嫁さんのSomething Four (サムシングフォー)
きょうの例文は、イギリスの古いryme(韻を踏んだ詩)をフランス語に訳したもの。
この詩は、花嫁さんがお嫁入りのときに持っていくと、縁起がよく、幸せになれる5つのものを語っています。ヴィクトリア時代から伝わっているそうです。
Something old, something new
Something borrowed, something blue
And a silver sixpence in her shoe.
古いものは、「継続」の象徴。お嫁さんのおばあさんや、お母さん、さらにもっとさかのぼった祖先とのつながりを意味します。
結婚生活が続く願いもこめています。
新しいものは、「未来への希望や素晴らしいい未来」のシンボル。
借り物は、花嫁の家族や、友だちが、結婚の日や、そのあともそばにいて、何か困ったことがあると助けてくれる、ということを意味します。
特に、すでに幸せな結婚生活を送っている女性から、何かを借りると、その幸せを、自分の新生活にももたらすことができます。
青いものは、「忠誠、純粋、愛」の象徴。6ペンスは、「経済的に豊かになること」を意味します。
今は、6ペンスをのぞいた4つのものは、4 things for wedding と呼ばれることもあり、縁起をかつぐ花嫁さんは、結婚式で身につけます。
4つ揃えるの、そんなに難しくないですしね。
西洋では、花嫁衣装や指輪も、新郎新婦のお母さんのものを使うこともよくありますから。
古いものを使ったり、人から借りたりするのは、エコだし、いい風習ではないでしょうか。それにロマンチックですしね。
幸せのピークは結婚式で、あとは下り坂のカップルも多いですけど。
この4つ、映画にもよく出てきます。
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