右派と左派の違いに関する記事を読みました。

元記事 → C’est quoi, la droite et la gauche ? | 1jour1actu - Les clés de l'actualité junior 11 avril 2012

右派と左派とはどうやって生まれたのでしょうか? 今日、右派であるということはどういう意味なのでしょうか?また、どうして両者の意見があわないのでしょうか?

なぜこれがきょうの話題なのでしょうか?

もう二週間もしないうちに、大統領選挙の第一投票日だからです。有権者は右派か左派の候補者に投票するのです。



歴史的背景

右派と左派はフランス革命のときに生まれました。1791年にすべての階級の代表が集まり、王様の役割を決める議会が行われましたが、意見が合いませんでした。ある人は、王様が今の権力を維持することを希望し(保守派)、ある人は王様の権力を制限したいと思っていました(改革派)。両者を区別するために、保守派は議長の右側に座り、改革派は左側に座りました。

こうして右派と左派が生まれました。

今日、国民議会で、右派の議員は議長の右に、左派の議員は左に、中道派は真ん中に座ります。



右派である、とか左派であるというのはどういう意味なのでしょうか?

以下が、政治学者のGil Delannoiの答えです。

「伝統的に、右派は現状維持を希望する保守的な考えを持っています。左派は、変化を求めています。だから一般的には自分たちの富を維持したい富裕層や、現状に満足している人に右派が多く、左派は、今よりよい生活をするための変化を求めている貧しい層が多いです。

おおまかに言うと、右派の考えは、多少是正する箇所があるにせよ、社会は、だいたいにおいてうまく行っているというものです。左派は、完璧な社会はありえないが、もっとよい社会にしたい、と思っており、そのために富の分配や身分の格差をなくしたいという意見です。」

今日、両者の違いをはっきり指摘するのが難しい時があります。左派は経済的問題について、ずっと現実的になってきているし、右派は社会的不平等をなくそうと努力しています。問題によっては、両者がまったく同意見のこともあります。たとえば、サルコジ大統領のリビアにたいする政策は左派も支持しています。

しかし、多数派の意見に反対する人は常に存在し、特に政治の世界ではそれが顕著です。たとえば、フランスの家賃をさげるために、右派はもっとたくさん家をたてる案を提示しています。市場に家がたくさんあれば、不動産の値段がさがるという考えです。反対に、左派は家賃を法律で決めるべきだという意見で、高過ぎる家賃を取り締まろうと言っています。



男性と女性の政治家の意見があわないことが大事なのはなぜでしょうか?

Denis Langloisはこう答えています。

「いろいろ異なる意見をきいていると、政党が多すぎると思うかもしれませんね。本当にその通りです。しかし、多すぎるほうが、まるでないよりもましなのです。それは、政権を握っている党のやり方に反対意見をとなえる政治的活動が全く許されない国を考えればわかります。

政党は、社会を変えようとする政治家を助けるという意味で大事なものです。一人では、行動することが難しく、政党というグループを作るほうが、効率がよく、また自分たちの意見を強く打ち出せます。」



左派、右派、中道派の政党

政策を伝えたり、実現させるために政治家は政党を作っています。

左派:

PS : Parti Socialiste  社会党
Front de Gauche (PC : Parti Communiste + PG : Parti de Gauche) 左翼戦線 (共産党+左翼党)
EELV : Europe Écologie Les Verts  緑の党
NPA : Nouveau Parti Anticapitaliste 反資本主義新党
LO : Lutte Ouvrière 労働者の闘争

中道派:

MoDem : Mouvement Démocrate 民主運動

右派:

UMP : Union pour un Mouvement Populaire 国民運動連合
DLR : Debout la République  立ち上がれ!共和国
FN : Front National 国民戦線



きょうの単語: politique 政治

「政府の」という意味のラテン語 politicus より。ギリシャ語で polis は都市という意味。



・・・・・2012年4月11日に書いた記事です・・・・・