スタイン家のコレクションを集めた展覧会の話を読みました。

「Les Stein, qui sont ces drôles de collectionneurs ?」

http://1jour1actu.com/culture/les-stein-qui-sont-ces-drol...

10月5日から来年の1月半ばまで、グランパレで、ピカソやマチスなどの近代美術の巨匠たちの作品の展示がされています。おもしろいのは、作品はすべてある一族のコレクションだったことです。スタイン家という、もともとはアメリカ出身の3人(兄、弟、妹)が20世紀のはじめごろから、こういった画家たちと交流があり、たくさんの作品を買いました。

今でこそ、ゴーギャン、マチス、ピカソ、セザンヌは20世紀絵画の巨匠と呼ばれていますが、当時は無名でした。記事の中にマチスの「帽子の女」という絵画の話が出てきます。1905年に発表されたこの作品を、人々は「子どもの落書きのようだ」と言ったとか。現在はサンフランシスコの美術館におさめられているこの絵をスタインさんは今の値段でいうと7ユーロで購入したそうです。この絵の時価は、記事には、centaines de millions d’euros とあるので数億ユーロですね。

スタイン家の人は、コレクターであると同時に、画家たちの親しい友達でもあったようで、ピカソの描いたガートルード・スタインのポートレートも紹介されています。サロンを開いて、芸術家と交流したり、芸術家同士の交流を促すパトロンと呼ばれる人たちだったのでしょう。スタインさんの家のそこかしこに飾ってあったたくさんの美術品は、その後世界中の美術館に寄贈されたり、買われていったのですが、今回このエキシビジョンのためにパリに集められ、昔のSteinさんの家を訪れた気分を味わえるとか。家の中にこんな絵がたくさん飾ってあったなんて。美術が好きな人はくらくらするでしょうね。


◆きょうの単語
collectionneur 収集家、コレクター


・・・・・2011年11月28日に書いた記事です・・・・・