文法編の35回を復習しようと思っていたが、もう読解編の三回目の授業が届いたので、そちらを見た。この回は「未知のこと、話法について」。こまごまとした文法の復習は時間がないからきょうはやらないが、気づいたことを書いておく。

私はもともと本を楽しみで読むときは、辞書はひかないので(お風呂や寝床で読むから、ひきたくてもひけない)「辞書をひいてしまう問題」はない。ずいぶん昔、職場で本(吉本ばななの小説)を貸してあげた女性が、その本を読むとき、辞書をひきながら読んでいたのを見てびっくりしたことがある。辞書をひいたからといって、100%わかるわけではない。日本語の小説だって、ふつうに読み終えたあと、ピンとこないことだって多い。

しかし、その反面、勝手な解釈でどんどん進んでしまうという問題がある。たとえば、今回出てきたdigérer。この単語は、辞書引き時間10分のあいだに調べて「消化する」と意味をノートに書いたというのに、訳してるときはそのノートを見たのか見なかったか忘れたが、「飲み込んだ」などと書いている。辞書でひいた意味を参照しないとはどういうことなんだろうか? 

それから、puissant comprendre の puissant 。これは、最初見た時、なんとなく pouvoir の条件法だと思い、これも辞書引き時間のあいだに確認したのだが、活用表にはのっていなかった(と思い込んだ)ため、pouvoirから派生した形容詞の puissant(強い)という結論に至った。辞書には副詞がなかったので、変だとは思いつつ、「大人たちがよくわかるように」なんて訳した。でも、授業で条件法と聞き、再度ネットで活用をしらべたら、自分のミスに気づいた。私は辞書でpourvoir(与える、供給する)の活用を見ていたのだった。

pouvoir の活用
http://www.verb2verbe.com/FrenchConj.aspx?verb=pouvoir&tail=

pourvoir の活用
http://www.verb2verbe.com/FrenchConj.aspx?verb=pourvoir&t...

予習はパソコン机ではなく、食卓でやったので、パソを使わなかったのだ。ちなみに、私の辞書では、pouvoir の活用は1730ページ、pourvoir の活用は1726ページにある。

ついでに、FORVOでそれぞれの発音を確認してみたが、不定詞に限っていえばそっくりで、私には聞き分けられそうにない。
http://ja.forvo.com/word/pouvoir/#fr
pouvoirの発音

http://ja.forvo.com/word/pourvoir/#fr
pourvoirの発音


ビデオの中で、織田先生が「辞書をひくまえに立ち止まって、もっとできることがあるはずだと考えるように」と言われている。「あきらめは墓場ですよ」という言葉に笑った。墓場って・・・。これをきいて「墓場の鬼太郎」→「ゲゲゲの女房」で茂のことばを思い出した。デビューをあせる若手をさとすシーンなのだが、「もっとじっくり勉強しなさい。近道を探したらいけん。近道を行ったら、その先は行き止まりだ。」というセリフ。語学にもおおいに言えることだろう。


・・・・・2011年12月4日に書いた記事です・・・・・