世界最古の絵の具に関する記事を読みました。

「Connais-tu l’âge de la plus vieille peinture ?」

http://1jour1actu.com/culture/connais-tu-l%E2%80%99age-de...

世界最古の絵の具は三万六千年前にフランスのショーベ洞窟に描かれた絵に使われたものだと思われていましたが、最近、南アフリカのブロンボス洞窟で発見した遺跡で絵の具が見つかりました。この遺跡は10万年前のものだそうです。

その時代、ホモ・サピエンスが狩りをしたり、貝をとっていたことはわかっていたのですが、絵を描いていたことはこれまで知られていませんでした。ブロンボス洞窟で回収したのは二つの貝がらに、骨のような形をした石やりのようなものだそうです。その貝がらのまわりに、絵の具と思われるものが付着していたのです。岩を石で砕いて、色のついている粉をとりだし、それを動物の骨のまわりのやわらかいもの(骨髄?)にまぜて、水彩絵の具みたいにしていたそうです。

絵の具の用途は謎ですが、研究者は三つの仮説をたてています。
1.寒さから身を守るために肌にぬった。
2.肌に色を塗った。
3.肌に絵を描いた。

全部、似たようなものに思えますが、人類の進化という点では、この三つは大きく違うんでしょうね。

ブロンボス洞窟には壁画があるけれど、それが十万年前に描かれたのかどうかはわかっていません。もし十万年前に描かれていたのなら、ショーベ洞窟の壁画よりずいぶん古いものになります。


◆きょうの単語
rupestre 岩生の、岩壁に描かれた/彫られた
語源はラテン語の rupes (岩、岩壁)

peinure rupestre 洞窟壁画、 plante rupestre 岩生植物


rupestre をプチロワでひいたら、黒文字表示(重要ランク表示第5位の約27000語の中のひとつ)でした。
英語では、rupestrian という単語になっていて、意味はほぼ同じです。

・・・・・2011年12月8日に書いた記事です・・・・・
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