人より一ヶ月ぐらい遅れている私。二回目の授業、後半部分を見た。きょうはDELFの問題の解説。
初回の課題は、この講座の到達点の提示だということで、DELFB2の過去問が出された。DELFに関して(仏検もだけど)受験予定はないし、問題文も解答例もみょうに難しく感じられる。

平たくいうと、市がある土地を買ってショッピングセンターを建てたいと思っているが、市民はそこを公園にしたい。関係当局にその土地を公園にすべき理由を訴える手紙を約250字で書けという問題。

こんな文章、日本語でも書きたい気分にならない・・。昔、英語の試験でこの手の小論文をいっぱい書いたはずだが、おもしろくもなんともなかった気がする。

ま、それはおいといて、

今回の授業では、DELFの作文試験の準備の仕方として、二点説明があった。

1.形式になれること
conneteurs logiques (d'abbord, ensuite, enfin...)を覚えて、決まった形式*にのっとって書く。
形式は三分割が好まれる。すなわち、序文ーパラグラフ1-パラグラフ2-パラグラフ3ー結論

2.書く前にプランをねる。DELFB2の作文の試験は60分なので、そのうち10分は構成をしっかり決める。
1パラグラフに主張はひとつにする。
・・・60分はわりに長いですね。

結論:DELFはフランス語の試験であり、作文の試験ではないから、形式とフランス語さえあっていればよい、と割り切る。

また、作文が書きたくない人はTCF、TEFといったマークシート形式の試験を受ける手もある。

このあと、生徒の作文と先生の模範作文について少しお話があった。両者がのっているワードドキュメントも配布されているので一応プリントアウトして見てみた。文字がいっぱい・・・

見比べてみると、構成は似てるし、同じような言葉使いのところもたくさんあるので、書き方が決まっているらしい。

次回の課題ももらって授業が終わった。