準一級書き取り問題の解説授業を受講した。受信は四日前のNov 6, 2012 at 11:30 AM。
四日前だから、そんなに遅れてる気もしないけど、2級の講義の視聴が止まってるし、毎日送られてくる練習問題などもほとんど手付かず。先生、すみません。

準1級の聞き取り問題は、先日練習問題として送られてきた2003年の問題は、日記みたいで、まるで2級の問題のように簡単に思えたが(しかしいろいろ間違えるわけだが)、このオーストラリアの熊の問題は最初(・_・)え?これを私に書けと?と思うほど難しかった。どう考えても準1級の問題をやるのには完全に力不足。やっても意味ない気もする。が、課題と講義だけはなんとか終えておこう。

前半のビデオ fkq1-2-1

問題の概略と実際の解き方
この書き取り問題で問われているのは聞き取りではなく、仏作文能力

・・・なるほど。どうりで私にできないはずだよ。仏作文苦手、というか興味が・・。

■ 出題される問題 2種類あり、2級寄りの物語文か1級寄りの報道文。どちらが出るかはその年によってまちまち。どちらが出てもいいように準備する必要あり。

報道文の場合は A → X → C という論理の流れ。
Xは何かちょっとした事件、ふつうと違うことがあるからニュースになる。起承転結でいえば、転の部分なので、ここはなんだろうと考えながら解く。

■ 配点 一文で2点、長い文で2+2。 減点法で採点 ミス1個でマイナス1点らしい。

■ 注意すべきところ
1.形容詞、名詞、代名動詞、複合時制の性数一致
2.同音異義語、エリジオン(qu'elle, qu'on)
3.助動詞と動詞のあいだにはいる副詞句や、特殊代名詞(en, y)の挿入 → enの位置を確認しておくこと

■ 解く手順
ステップ1:全文読み上げ 下書きの紙に10行分確保。文頭の文字一つだけ書いておく。
ステップ2:ポーズ入り 書き取りする。ここで8割完成を目標に。
ステップ3:全文読み上げ ステップ2で聞き落としたところを埋め、怪しげなところを考える。この二つに集中する
ステップ4:清書 3分。 文として成立しているか確認しつつきれいに書く。


大事なこと:きれいな字を書く。

汚い字で答案を書くことは、穴のあいた服で面接に行くのと一緒というアナロジーに笑った。

これで熊の問題を再度やってみたけど、ステップ4で3分で清書できない・・。しかも、自分の下書きの字が汚くて読めない。前途多難。

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後半のビデオ fkq1-2-2

熊の問題の解説

■ 分数はよく出るので書き方をおさえておく ⇒ 数字 : 分数 その1|penのフランス語日記 Ameba出張所

分母で序数詞を使うが、そいつにアクサングラーヴがつくから出やすいらしい。つまりみんながこのアクサンをつけ忘れるからって。そんな・・

■ de に注意
laisser de traces 否定のde
de+形容詞+名詞複数形 

deは、私の場合作文力がないから聞いたまま書いてて、けっこうあってる。

■ dont
dont trois enfants 動詞が省略されてる形

これは杉山先生の講座聞いて、覚えたことが珍しく定着している

■ 文頭のun siはainsiに聞こえてしまうが、 un+nombre+~+de+無冠詞名詞 という形から 正しくun siを導く

ここは間違えていた。

■ 同音異義語

sain 健康な n.santé saint 聖なる sein 乳房  seing 自署、花押し(acte sous seing privé 私文書) ceint ceindre 冠などを身につける の過去分詞, cinq 5

この他に小野先生によると数字のcent, s’en, sans, sang も同じ 参考:数字:91~100|penのフランス語日記 Ameba出張所


この問題文は、読解の問題に出ても私はできないかも? 意味がおぼろげな単語が6つあった。

femelle 動物の雌, cadavre 死体, abattus < abattre 打ち殺す, soupçonner 疑う この単語はsouspicious に似てる, dégât 被害 この単語は子ども新聞に何度も出てきてそのたびに辞書をひいている 英語のdammage, périr 命を落とす。英語のperiche

■ アクサングラーヴの付け落としがないように。⇒ アメブロでまとめ記事作成予定

■ アクサンシルコンフレックスの付け落としがないように。⇒ アメブロでまとめ記事作成予定

同音異義語のまとめもそのうち、アメブロでやろう。もし覚えていられたら・・。

練習問題を9問やると慣れるそうだけど、私はとりあえず、2級の問題を完璧にできるようにしておこう。